周りの目の為に叱る親と子供の生き辛さ

私の親は世間体が宇宙一大事な人でした。

家族は世間ではないのでゴミみたいな扱いでした。

子供は外に出ると親が豹変する恐怖を味わいます。

人前で失敗しないようにというプレッシャーが、

外の景色や出来事を飲み込んでしまいます。

外や人に対して楽しいという気持ちがなくなります。

そうすると自分の中で生きようとするのですが、

世間体が人との交流を美徳とするばかりに、

過干渉な毒親は私に外で生きることを求めました。

 

私はホテルマンでもなければキャバクラ嬢でもなく、

当時私も子供で周りも子供なのですから、

何かしらの揉め合いというのは起こってしまいます。

そのすべてが自分の責任にされるというのに、

人といて楽しくなれと言われるのです。

 

気が付けば私は人が嫌いにさせられてしまったのです。

自分にばかり厳しいルールがつけられていくうちに、

周りに怯え、楽しそうな周りを憎むようになりました。

何故なら楽しそうな周りと比較して、自分が否定されるからです。

他人の短所や他人との騒動は私の責任にされ、

他人の長所や他人との楽しかったことは、

私が明るくなるようにというプレッシャーに、

人は私を否定する材料にされました。

兄弟差別の優遇冷遇の冷遇側を、

表れた人の数だけ受けなくてはなりませんでした。

だから私は出会いも経験もデメリットだらけです。

悪いことへの記憶力のよさと、思い出しやすさも相まって、

私は閉じこもるしかできなくなってしまいました。