言葉に痛む

私は人と話すのが苦手だ。人が面白いと思うことを面白いと思わなかったり、楽しいと思うことを楽しいと思えなかったりするからだ。人と共有できないものが多い。

私はあらゆる言葉でダメージを受ける。人が慰めのつもりで言った言葉にさらに傷ついたり、人格否定された気持ちになる。
それは私が元気であれ普通であれ前向きであれと理不尽な内容でさえ私の感受性や人格を傷つけ、人の長所も短所も自分を責めるために当てつけのように利用してきた母を持った私だけの価値観らしく、他の人にはわからない価値観らし

人と見たものが同じでも、私はあらゆる物事に母親の自分を責める言葉のダメージが加えられ、人と違う感想を持ってしまう。元気になっての一言に、今の自分を拒絶された悲しみと怒りを持ってしまう。だから人と感覚を共有できないそうだ。作者の意図も組めないし、作品の感想も食い違う。私は物語を楽しめない人間らしい。